わかる人にしかわからない価値
ネットオークションを見ていると、価値があるとは思えないものが出品されているのを見ることがある。
「こんなもの、誰が買うんだろう。入札する人なんていないはず。」
そう思いながら、通り過ぎる。
数日後。
再び同じネットオークションを見てびっくり。
あの商品に、入札している人がいる。
しかも、考えられないほどの高値で。
そんなことが珍しくない。
私たちにはわからなくても、一部の人にとってはかなりの価値があるものなんだろう。
いわゆる、マニアックと呼ばれる商品。
今ではもう出回っていない昔のオモチャや限定品、入手困難とされるもの。
コレクターやファンの中ではかなり貴重なものらしく、そういったものに高値がつけられていることも、ネットオークションでは多い。
それは、ネットオークションの良さの一つでもある。
出品する側にはお金が入る。
落札者は欲しいものを手に入れられる。
そして、ゴミになりかかっていた品は、宝となる。
ただ捨ててしまうのはもったいない。
誰かに喜んでもらえれば、それ以上のことはない。
そうなると、つい探してしまう。
自分も何か持っていないか。
自分にとっては要らないものでも、誰かにとっては宝となる、何かがないか。
今のところ、それと思しきものは一つも見つけられていない。
でも、ネットオークションで思いがけないものに思いがけない値段がつけられているのとを目にすると、うちにも何か宝が眠っているはずだと、思わずにはいられない。
こどもの頃のオモチャなら、いくつかある。
見る人が見れば、それなりの価値がつけられるんだろうか?と思ってはみる。
だけど、誰が見ても単なるオモチャでしかなさそうで、出品するまでには至っていない。